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コラム

COLUMN

2020.03.07
「追完請求 ついかんせいきゅう」について

契約不適合責任では、 新たに買主からの追完請求権の規定が設けられました。

引き渡された 物件が、 契約の内容に適合しないものであるときは、 買主は購入後、売主に対して 目的物の修補、代替物の引渡し又は不足分の引渡しによる履行の追完を請求することができるようになります。

例えば、ひび割れや雨漏り等が契約書に明記されていなかったが、後にそれが発覚した場合、買主は補修を請求することができる。

改正前の民法では、瑕疵を知ってから1年以内に損害賠償の請求などの権利行使が必要でしたが、改正後の民法では、不適合を知ってから、1年以内にその旨を売主に通知すれば足りるということになりました。通知とは、売主が対応を検討できる程度に不適合の種類やおおよその範囲を知らせるものであることを想定しています。

瑕疵担保責任のときには、瑕疵があったことを事前に知っていたかどうかが問題となっていましたが、今後は買主は要求がしやすくなり、売主はしっかりと説明義務を果たすようになるのではないか。